ヨガを勉強し始めると、必ずと言って良いほど直面する「からだのこと」。体を動かすのが楽しくなってくると、特に「うまくできないこと」「硬いところ」など自分の体も気になってきますよね。
これまで「骨」や「筋肉」って詳しく知りたいと思ったことなんてなかったけれど、痛いところや気になるところが出てきたら話は別。
知っているといいな、と思う機会が増えるはず。
とはいえ、いざ勉強しよう!と思っても壁にぶつかる人も多いのが解剖学だったりもします。
今日はそんな「解剖学」の勉強方法を皆さんにもご紹介したいと思います。
解剖学は体の地図。自分の体を知ること
解剖学って何なのか。ヨガジェネレーションで長年、解剖学講師として活躍している内田かつのり先生は、
「解剖学って、体の地図のようなもの。どこに何があるのか。それを知ることなんだよ」
とお話をしてくれます。体の中にどんな骨があって、この動きをするときはどんな筋肉があるのかな?ということを追求していくのが解剖学。つまり、自分自身を知ること、とも言えます。私たちは、自分のことなのに、わからないことがいっぱいありませんか?
嬉しいことに、私たちの体は本当に賢くて、筋肉の名前を知らなくても歩いたり、走ったり自在にできることが多いですよね。でも、その反面、不思議なことに思い通りにならないこともたくさんあります。
でも、解剖学を勉強すると、今よりも少しだけ、思い通りになることもあるんです。
ヨガの先生に知ってほしい。暗記から離れる解剖学
とはいえ、骨の名前を覚えたり、聞いたことのない筋肉の名前を覚えるのも大変。だって、骨って、大人の体に200個も存在するんです。覚えるなんて気が遠くなりそうですよね。今回、紹介するのは、内田先生が編み出した、内田流ヨガ解剖学の勉強法。
YouTubeで以前、話してもらった内容をまとめてみました。
■動画はこちらから
「じゃあ、暗記じゃなくて何から始めたらいいの?」という内田先生のヨガ解剖学勉強法は、「ポジション分析」というものから始まります。ポジション分析、つまり、ヨガでいうアライメント分析です。
例えば、ダウンドッグをとるときに、肩はどういう位置にあるといいの?どういう形が理想なの?ということです。
内田先生の解剖学講座は、ここから始めるから面白い!
そもそも、肩の動きにはどんなものがあるのか、何種類あるのか、それを、ヨガのアーサナに当てはめるならどんなアーサナがあるんだろう?
これは皆さん知りたいと思いませんか?
ポジション分析ができると、こんなことができるように!
このポジション分析ができるようになると、さらにわかるようになることがいっぱいあります。例えばヨガの先生であれば、
① どんな動きをするときにどこが痛いのか、がわかるようになるので、クラスの時に、「〇〇の動きは避けましょう」という指示が出せるようになる。
② 鍛えたい筋肉、柔軟性が欲しい筋肉が見えるようになる。
③ 相手にとって適切なアジャストができるようになる。
自分のためにも使えますよね。自分の練習のどこをどう直せばいいのかが明確にわかるようになります。鍛えたいところ、柔軟性が必要なところもわかってくるので、練習も更に楽しくなります。
ヨガを通して自分を知っていくことの一つが解剖学なのです。
ゼロから学ぶ。ヨガ×解剖学
そんな内田先生の講座、たくさんのラインナップがあるので、興味があるものから受けていくのが一番ですが、「どれから受けるといいですか?」という質問が多いので、書いておくと「実践ヨガ解剖学講座<基礎編>」。こちらの講座は「ゼロから学べる」ということで、ヨガの先生やヨガを親しむ練習生の皆さんに大人気。
何から勉強しようかな…と迷っている人はぜひ、この講座で勉強してみてください。
皆さんの未来にきっと役立つはずです。