【ご自宅で受けられる!オンライン開催】産婦人科医から学ぶ「睡眠」。賢眠は賢い人生を作る。多忙な現代を、賢く生きるために必須の知識を学び、「いつどんなヨガをするのか?」が明確になる5時間の集中講座です。
講座の内容
質の良い睡眠をとりにくい現代。だからこそ、睡眠を「自発的なリカバリー」と捉える
多忙な現代人がぜひ知っておきたい、「睡眠」について学べる講座が初開催されます!講師はヨガジェネレーションで大人気の高尾美穂先生です。
日本で慢性的に不眠の症状を抱えている人は約20%いると言われています。
不眠症とまでは診断されなくても、下記のような症状がある・あった方も多いのではないでしょうか?
- 寝つきが悪い
- 夜中に何度も目が覚める
- 寝た気がしない
- 寝起きが悪い
そして、これらが起きている間の活動の質を低下させるものであると、実感している方も多いと思います。
睡眠の質が上がると、生活が変わり、人生が変わる。
本講座の講師である産婦人科医:高尾美穂は、真剣にそう考えています。
スマートフォン・コンビニエンスストア・長時間労働・夜勤など、現代人は睡眠を時間・質共に脅かされやすいと言っても過言ではありません。
本講座を受講すると、睡眠との向き合い方が変わります。寝る時間が、「起きていない時間」ではなく、「自発的なリカバリーの時間」として、認識するはずです。そして、そのためにヨガができることを学びます。寝ている時間・起きている時間の双方を質を高めるために、体の仕組みを学び、科学的な根拠を基に「睡眠」について学んでみましょう。
産婦人科医:高尾美穂の生活・人生を変えた睡眠
産婦人科医を本業に持ち、スポーツドクター・ヨガ指導者としても活動する講師。忙しい日々を過ごしています。でも会うといつもゆとりがあり、疲れを全く感じさせない講師。周りにいる人を幸せにする余裕があります。
その、いつも元気でいられる理由を伺うと、「よく眠ること!」という答えが返ってきました。4年ほど前から睡眠に意識を向け睡眠の現状や睡眠の仕組みを文献で学び、自らも眠りについてのデータを集めはじめたそうです。
講師は産婦人科医として当直が最低でも週に2回ある生活をしていました。一日勤務を終えてから少しの仮眠を経て緊急の電話で起こされたときのからだの違和感に、この生活を長く続けることは間違いなく良いことではないと感じながらも、産婦人科医としてのやりがいの中でショートスリーパーとして過ごしてきました。もちろん、日本の現状としてのお産が産婦人科医の努力によって守られている現状に対しそれを否定するつもりはありませんが、40代に差し掛かったころに、それまで感じなかった回復の悪さを自覚したのです。食事・運動などあらゆる原因を自身で探った時、健康の3要素のひとつである「睡眠」に問題があるのだという答えにいきついたそうです。
そこで「睡眠を変えよう」と決意。講師は3時間ほどしか寝ない、いわゆる極端なショートスリーパーでしたし、それでも大丈夫と思っていました。現在は8時間の睡眠を心がけています。当然ながら起きている時間が短くなりますが、目覚めている間の生産性は間違いなく上がったと講師は言います。
西洋医学の医師という体のプロが、科学的なデータを体のつくり・メカニズムに合致させて出した答えを本講座で分かりやすくお伝えします。科学的な根拠を学ぶことで、参加者は睡眠に関する理解を深めます。また、講師の経験から呼吸によって自律神経にアプローチできるヨガは睡眠の質を上げるために非常に有効であると捉えています。
どんな運動を、何時にしたらいい?自分の生活に活かせる知識を学ぶ
本講座では、からだのプロである西洋医学の医師が、科学的根拠と自ら計測したデータをベースに睡眠について、解説します。その上で、実際に皆さんの生活スタイルにおいて「自分の生活では何ができるか?」また、睡眠のための時間を確保するには「何をしないほうがいいのか?」を考える時間を持ちます。WS終了後、自分の生活において具体的に何ができるかが明確になります。
回復のためのヨガとしてはリストラティブヨガが認知されていますが、本講座では、科学的に根拠のある睡眠の質を上げるための別のアプローチ法を提案します。
からだにしっかり負荷をかける筋トレは眠りを深くするという論文があります。筋トレは寝る何時間前に行うのがいいのでしょうか?
30年程前から精神科で不眠に対する治療として用いられる、ある筋弛緩法があります。意図的にからだの弛緩状態をつくる方法をご紹介します。
しかもそれぞれのアプローチが、一日のうちどんなタイミングで行われるのがもっとも良い眠りにつながるのが、データから学びましょう。
「ヨガをすると眠りの質が上がる」そのなんとなくの知識を確信的な知識へ変えるために、本講座で学んでみませんか?
睡眠は覚醒のためのベース。意識できない時間に意識を向けることの重要さ
アメリカの心理学者:マズローの「欲求5段階説」をご存知でしょうか?
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」という仮説をベースに、人間の欲求を5段階の階層で表した理論です。
人間は上の図でいうと、下にある欲求が満たされると、その上の欲求を満たすと解かれています。
「睡眠」は一番下の「生理的欲求」に含まれます。つまり、そこが満たされない限り、次の「安全の欲求」を求めることはないということです。一番上にある「自己実現」には程遠い状態です。
「生理的欲求」は、食事・性的欲求・排泄なども含まれます。睡眠がこれらと異なるのは、意識ができないということです。意として眠りを深くしたり、夜中に目覚めないようにすることができません。
では、睡眠を自らコントロールすることはできないのでしょうか?
それは可能なのです。起きている時間に、「何をするか?」または「何をしないか?」を賢く選択することで、睡眠をコントロールできるのです。そこには、「どんなヨガをいつするのか?」ということも含まれます。
本講座でその知識をしっかり学んでみましょう。それは自己実現にも繋がることです。
ヨガのある生活に活かせる知識を学ぶ
「ヨガをしたら、よく眠れるようになった。」
ヨガ指導者は、生徒からそのような言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
「夜のクラスは交感神経を優位にするようなクラスはしない方がいい。」と、なんとなく理解している指導者は多いと思います。本講座で睡眠の知識を学ぶことは、「どの時間帯にどんなクラスの展開をすれば、睡眠の質を上げることによって生活の質まで上げられるクラスができるのか?」までを意識できるようになります。
そして多忙な現代で、睡眠の悩みを抱える方はますます増えていくと予想されます。しかも、どうせたくさん睡眠時間を取れと指導されるだけでしょ、そもそも無理だし、みたいな諦めの気持ちで自身の眠りの大切さに目を閉ざす方も少なくないことを知っています。だからこそ、限られた時間をいかすためにどうしたら質の高い眠りを得られるのか、これは、今後の日本の命題になってくるはずです。
ヨガ指導者が睡眠の悩みを相談された時に本講座で学んだ知識を活かすと、「どのように提案すればいいのか?」の道筋が見えるようになります。
講師はヨガ指導者に、自分自身の経験の蓄積をして欲しいと考えています。まずは、指導者自身が自分の生活を変えてみる、そこで感じた自分の変化は間違いなく、多くの睡眠が足りなかった方たちとも共有できる感覚になるはずです。
さらに、アドバイスを生徒が実行する。それで変化があったのか?なかったのか?その理由はなんなのかを振り返る。それが経験の蓄積となり、次に自分の生徒さんに向ける言葉への重さに繋がる唯一の道であると講師は考えています。
ヨガ指導者が意識するカテゴリーの一つに睡眠が入ることは、日本を豊かにすることだと考えます。
本講座から睡眠についての学びを始めてみませんか?
生徒の睡眠にまで意識を向けるヨガ指導者として、一歩を踏み出す後押しになるはずです。
講座プログラム
回復について真剣に考える。よりよく生きることはよりよく眠ること
・睡眠の現状を知る
・なぜ睡眠が必要なのか?
・レム睡眠・ノンレム睡眠
-レム・ノンレムに分かれるのは哺乳類と鳥類のみ?
・環境ストレスにおける睡眠
光環境・夜勤交代制
季節の変化・加齢
・わかっちゃいるけど、眠る時間ない人のために
・逆算によるスケジューリング
入浴ならいつ?
シャワーならいつ?
がっつりトレーニングならいつ?
ヨガならいつ?
・データで知る睡眠の現状
睡眠不足がリスクとなる疾患
(高血圧・糖尿病・がん・認知症)
講座概要
受講料 | 16,500円(税込) |
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参加対象 |
※男女問わずどなたでもご参加できます。 |
持ち物 |
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講師紹介
高尾美穂
TV・ラジオ・・メディアでも話題の産婦人科医から直接学ぶ
開講日 / お申し込み
注意事項
- 当日受付時に、クラス参加にあたって同意書へのご記入をお願いいたします。
- レポート作成のため、写真撮影をさせて頂きますが、予めご了承下さいますようお願い致します。
- 多くの方にご利用頂く関係上、ご希望される温度での調整が難しい場合がございます。各自、上着、ブランケットなど、保温できるものを必ずお持ちください。
- 録音・録画・撮影はご遠慮頂いておりますので、ご協力、お願いいたします。
- 会場の受付は講座開始20分前からとなりますのでご注意ください。
- 妊娠中の方のご参加も可能ですが、主治医にご相談の上、ご自身の判断の下でおこなってください。