女性の体のバイオリズムに合ったヨガ・呼吸法・瞑想法を学んでみましょう。
ムーンサイクルヨガは女性の一生をサポートします。
講師:サントーシマ香
講座の内容
【アーカイブ受講可】ムーンサイクルヨガとは?
私たち女性は、妊娠や出産、更年期といったライフステージの変化、毎月の月経やPMS(月経前症候群)といった女性特有の体の変化に大きな影響を受けながら生きています。
例えば、「フェムテック」という言葉をご存知でしょうか?フェムテックは、「Female(女性)」と「Technology(科学技術)」を掛け合わせた造語です。月経痛やPMSなどの健康課題、妊娠や出産、更年期症状など、ライフステージの変化における女性特有の課題を解決するために開発された、商品やサービスのことを示します。
経済産業省のホームページによると、その経済効果は約2兆円とも。
つまりそれだけ多くの女性が、日々の暮らしや働き方の中で、女性特有の変化における不安や悩みを抱えているということでしょう。
もちろん、こういった現代科学を利用するのも1つの手。
しかし、インドの伝統医療アーユルヴェーダでは、人間の体も自然界も、五元素(地水火風空)構成されていると云われています。できることなら、この自然の流れの中で生き物としての生体リズムを整え、ケアしていきたいもの。
今回お届けする、サントーシマ香によるムーンサイクルヨガはこういった現代の女性が心地よく、ご機嫌に、快適に生きていくためのヨガをお伝えしています。ヨガ講師として、目の前にいる生徒さんのバックグラウンドを理解し、ケアする方法を勉強してみませんか?
お休みはアーカイブ動画をお渡ししていますので、安心してご受講することができます。
【4本のデモクラスを動画付き】頑張る女性へ快適なクラスの提案
古代から伝わってきたヨガの多くは男性のためのものであり、女性が実践をするには運動量が多すぎたり、激しいものが多くあります。
女性の体は毎月の女性ホルモンの増減がある他、年齢的な変化、人によっては月の満ち欠けのエネルギーそのものを感じ取る人もいらっしゃるかもしれません。こういった、満ち欠けする月のリズムを慈しみ、寄り添うことができるヨガ、それがムーンサイクルヨガです。
本講座では、
- 月経周期と女性ホルモン
- ムーンサイクルヨガの指針
- 月経期・卵胞期・黄体期などサイクルに適した練習
- クラスデザインの技法
- インストラクションについて
こういったトピックを勉強していきます。クラスに来てくれる生徒さんの体を理解し、そしてどのように接していくのか、季節や時間帯よって変わるクラスの提案など学ぶことはたくさんあります。
また実践では頑張る女性のためのヨガクラスを4本デモクラス動画としてお渡しします。皆さんがすぐに実践で使えるように、工夫された講座となっています。
ヨガマットの上だけでなく、日常に使えるアーユルヴェーダの知識も
また「アーユルヴェーダにおけるライフスタイルと食事の指針」ではヨガマットの外でも使えるアーユルヴェーダの考え方に基づいた、食事の取り方やライフスタイル送り方についての講義も。ヨガマットの上で同じというわけにはいかないけれど、暮らしの中で自分にくつろぐ方法がちりばめられています。
私たちの日常は、すべて繋がっています。何を食べるのか、どの時間帯に何を行うのか。
生真面目に「○○しなければならない」と新たな葛藤を生むものではありません。アーユルヴェーダの豊富な知恵の中から、普遍的な価値があるシンプルな方法をご紹介します。その中からご自身の実体験をもとに、やってみてよかったことをシェアしてください。
ヨガマットの上でも外でもごきげんに、そして心地よく暮らしていく方法を包括的に勉強できる講座となっています。
ムーンサイクルヨガは女性の一生をサポート。更年期以降の女性へ向けて
大正時代の1921~25年の女性の平均寿命は43.20年。まだ月経がある間に亡くなっていたと考えられます。それに対し、2022年の女性の平均寿命は87.57年。昔は考えられなかったトラブルが起こるのも頷けます。こういった、女性の月経や更年期のゆらぎとうまく付き合っていく方法も講座の中ではお伝えしています。
- 月経前症候群(PMS)、月経不順へのアプローチ
- プレ更年期〜更年期における不定愁訴へのアプローチ
- 更年期以降のエイジングについて
以前はエクササイズや美容の目的でヨガをするという「ヨガ=若い子のやるもの」の概念は、ここ数年で随分と変化してきました。
ライフステージや年齢ごとに表出するテーマが異なるのが、女性の体。
特にプレ/更年期以降のサポートには、ムーンサイクルヨガを取り入れてください。ホルモンの変化に伴い、心身の健康をサポートするヨガの力が一層価値を持つ時期です。骨盤底筋や足腰を強化し安定させる陽の要素、睡眠のトラブルへのアプローチ、積極的なリラクゼーション体験としてのヨガの側面などを学び、これからも共に生きるご自身の体を健やかに整えましょう。
自分のからだと心と仲良くなるヨガの提案
元気いっぱいのときは、自分のからだやこころの声を聴くことを忘れてしまいがち。本来は調子が悪くなる前に、サインを受け取れるようになると嬉しいものです。しかし、女性は毎月の月経や年齢に応じた体調の変化があるからこそ、自分の内側の声を聞くのが上手なのかもしれません。
時に、この体の変化を対処しようとしたり、抗ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、この体の変化を知り、受け入れ、そして寄り添っていく。
ムーンサイクルヨガでは、女性のゆらぎや変化全てを愛することを教えてくれています。この教えを次は皆さんかクラスに来る生徒さんに伝えていく番です。
ヨガとアーユルヴェーダで、全ての女性が生きやすい暮らしを提案できるヨガインストラクターを目指しませんか?
講座プログラム
理論編
- 月経周期と女性ホルモン
- ムーンサイクルヨガの指針
- 各サイクルに適した練習
- クラスデザインの技法
- インストラクションについて
- アーユルヴェーダにおけるライフスタイルと食事の指針
- 月経前症候群(PMS)、月経不順へのアプローチ
- プレ更年期〜更年期における不定愁訴へのアプローチ
- 更年期以降のエイジングについて
実践編
- アーサナ
- 骨盤底筋群を意識化する呼吸法とエクササイズ
- チャンドラ・ナマスカー/月礼拝フロー(3バージョン)
- プラーナヤーマ/呼吸法
- 瞑想法(メディテーション)