忙しい現代人にフィットしたヨガニードラの実践法と指導法を、癒しのヨガを伝え続ける専門家、サントーシマ香から学びませんか?
講座の内容
1ヵ月前までのお申込みで17本の台本をプレゼント!
コロナ禍には1講座50名以上が参加した、ヨガニードラ養成講座がリニューアル!アーカイブ受講も可能(最終日のティーチングは参加必須)そして、テキスト内容も更にグレードアップし、皆様にお届けいたします。(これまでの受講生の方にはリテイク制度も設置しています。更に勉強をし、深めてください。)
また、リニューアル後の初回のみのプレゼントだったスクリプト小冊子を1月7日(火)までのお申込み特典といたします。サントーシマ香書下ろしの17種類のスクリプトを持ち運びができる小冊子に。
クラスに行く前の移動中、電車の中や、カフェでのんびりしているときなど外でも読める嬉しいサイズです。
体や心の健康のために、「睡眠」がいかに大切かということは、今や周知の事実。それでも、現代人はストレスの多い社会で頑張っている人が多く、充分な睡眠確保が難しい状況にあります。経済協力機構(OECD)が2021年に発表した研究によっても日本の睡眠時間が対象国の中で最も短いことがわかっています。
睡眠時間が短い原因はさまざまですが、通勤時間を含む労働時間の長さや育児や介護などのライフスタイル的な要因。ホルモンの変動や神経系のバランスの崩れなどが挙げられます。また、悩みやストレスによって寝つきが悪くなる、忙しいことがデフォルトになってしまう、がむしゃらに頑張り続けることをよしとする社会的な価値観の影響もあるかもしれません。
慢性的な眠気や疲労の蓄積により、糖代謝や神経系の不調や社会的なつながりが減退するなど、ウェルビーングの質が低下しがちです。
また、現代社会の特徴としてインターネットやスマートフォンが普及し1日の中で処理する情報量が飛躍的に増加していることが挙げられます。たくさんの情報を簡単に手に入れられるようになった便利さと引き換えに、脳を含む神経系や内分泌系には一昔前に比べてより多くの負担がかかっており、メンタルの不調を抱えている方も増加傾向です。
知らず知らずのうちに外側からの刺激を多く受けることによる大きな負荷を受けているということになります。
本講座で学ぶヨガニードラは体への休息だけではなく精神面でもノイズがおさまりクリアで落ち着いた心につながるヨガメソッド。強いストレスに晒されていることが多い現代人にぜひ届けたいディープリラクゼーションなのです。
1時間のプラクティスが4時間の睡眠効果に
もともとはヨガとタントラ哲学を基盤に生まれたヨガニードラ。「ニードラ」とは、サンスクリット語で「眠り」を意味します。そのため、「眠りのヨガ」とも云われていますが、実際には眠るわけではなく、体を横たえながらも意識は目覚めた状態で、言葉でのガイドを聞きながらおこなう誘導瞑想です。
その練習により1時間のヨガニードラが4時間の睡眠に値するほどの効果があることが、スワミ・サッティヤナンダ師の著書「Yoga Nidra」に記されています。また、忙しい現代人にとっては、この練習が日々の睡眠の質の改善、そして日中のパフォーマンスアップへと繋がるでしょう。
シャバーサナが心地いい。クラスに使えるヨガニードラ
本講座では、ヨガニードラを実践するとともに、ヨガ指導者として、ヨガニードラを広めていくために必要な知識とスキルが詰まっています。リニューアルに伴い、そのカリキュラムも一新。最新の研究結果を基に、皆さんがよりクラスで取り入れやすい方法と、実践で「使える」スキルをお届けいたします。
- ヨガニードラの組み立て方
- ヨガニードラのクラスへの導入方法
- スクリプト(インストラクション)の作成方法とバリエーション17種類
- ニードラで実践できる呼吸のガイド8種
- グループでの指導の実践
テキストに含まれるさまざまなスクリプト例を含め、作成法を学ぶことで安全性の高い15分から20分のヨガニードラセッションが講座終了後には行えるようになり、すぐにクラスへ活かすことが可能になります。
ヨガニードラをヨガ的側面と科学的側面から学ぶ15時間
また、本講座は、ヨガニードラをヨガ的側面と科学的側面、その両方から勉強ができる貴重な講座です。
古代から脈々と受け継がれてきたヨガの歴史とその叡智は、時代の変化によって、形を変えつつも「どうすれば、負の連鎖を断ち切り、本来の自由な精神を生きることができるのか」という問いに応え続けてくれています。
その一方で、神経系、内分泌系、免疫系に及ぼす作用を勉強するほか、最新の研究事例を紹介し、その効果をシェアする時間も設けることで、より自信をもって指導することができるでしょう。ヨガニードラは、その練習を行うことで
- ストレスマネジメントができ不眠が改善する
- 短い時間で、しっかりと眠ったような爽快感が得られる
- ストレスホルモンである、血中コルチゾールが低下し、血糖値や血圧が下がる
- ホルモンの乱れを整えることでPMS(月経前症候群)が改善する
- うつやPTSD症状が緩和される
こういった可能性を示唆する研究が進んでおり、近年ヨガニードラを対象にした研究数そのものも増加傾向にあることから、注目が高まっているヨガセラピーの一分野であることは間違いありません。
同時にヨガインストラクターの多くは、医療従事者ではありません。
そんな私たちだからこそ、さまざまな不調と共に暮らしている生徒さんに提供できるヨガのツールもあるはずです。日々のケアをするやさしいヨガを広める仲間として、ぜひこの15時間でヨガニードラを学び、実践と理解を深め、たくさんの人に伝えていただければと思います。
ヨガは誰にでもできるもの。体を横たえて自分を慈しむ時間
講義中には、実際に体験する時間も数多く設けています。伝える側になる受講者の皆さんがヨガニードラの効果を実感し、腑に落とすことで、より確信を持ってその良さを伝えることができるでしょう。
多くの人はヨガと聞くとポーズを行うもの、体を動かすもの、と思いがちです。「今日はもう動きたくない」「動く元気もない」「ただただ休みたい」という日もあります。また、怪我や病気でなど、体を動かすのが難しいこともありますよね。
ヨガニードラは体を横たえ、耳を澄ますことができれば大丈夫。ヨガと聞くと尻込みしていた多くの人へ届けるハードルがぐっと下がるはずです。
マットをひいてポーズができなくてもヨガはできます。自分に優しくすることで心に余裕が生まれることは、周りに優しさを伝播させ、平和を広げます。ヨガの指導者の方はもちろん、ご自身のケアとしてもぜひじっくり癒される時間を持ってみてください。
講座プログラム
理論編
- ヨガニードラとは
- ヨガニードラの組み立て方
- ストレスが神経系、内分泌系、免疫系に及ぼす作用
- ウェルビーイングの観点からみるヨガニードラ
- ヨガニードラの効果と研究事例
- レッスンへの導入法
- 注意点と禁忌
- スクリプトの作成とバリエーション
実技編
- 練習時の姿勢
- ヨガニードラ体験
- ヨガニードラを組み込んだデモクラス
- プレ・ヨガニードラ(筋弛緩法、やさしいヨガ、セルフマッサージ)
- ボディスキャン4種
- ニードラで実践できる呼吸のガイド8種
- 小グループで行う指導の実践