現役の産婦人科医 高尾美穂から学ぶ「マタニティ・産後ヨガ」。
妊娠初期・中期・後期・産後期の女性のからだの変化を学び、状況に応じた効果的なシークエンスをマスターする。
講座の内容
現役"産婦人科医"によるマタニティ・産後ヨガ指導者養成講座 初開催!
女性にヨガを始めたきっかけを問うと「ダイエット」や「美容」「健康維持」が多いですが、その中で「妊娠を機に」という解答がとても多いことをご存知でしょうか?
今まで特に気にしてこなかった女性としての体。でも新しい命が宿ったことを機に、改めて見つめ直し慈しみたいと考える女性は多いようです。
そんな女性に対して、ヨガができることはたくさんあります。
- 体重管理
- 妊娠中の不定愁訴の緩和
- メンタルケア
などがあり、産後もまた下記のような面でサポートが可能です。
- 体形を戻したい
- 体力をつけたい
- 尿もれ対策
- 育児中のストレス低減
ただし、変化の多い時期であるため、指導者にはより正しい、より的確な指導が求められます。
産婦人科医を本業とし、スポーツドクター・ヨガ講師としても活動する本講座の講師である高尾美穂。「ヨガインストラクターが運動指導者として、世の中からっしっかり認められるために、科学的な根拠のある確実な知識を伝えたい。」という想いから「マタニティ・産後ヨガ指導者養成講座」の開催が決定しました。
「マターナルヨガ」とは、高尾美穂 考案のマタニティ・産後ヨガメソッド
「妊娠中・産後の女性は特別ではない」と講師は言います。
妊娠をきっかけに、社会から離れる女性が多い日本。妊娠期・産後期は、社会から切り離されて、孤独感を感じる方も多いようです。「でも、人生は繋がっている。妊娠前・妊娠中・産後全てが一つの人生としてつながっていて、全ての体験が次につながっている」と、言います。だからこそ、妊娠期も産後期もより自分らしく過ごすことが重要と考えています。そのために、ヨガでからだをより良い状態にすることは非常に有効だと考えています。
講師は自身のマタニティ・産後ヨガメソッドを「マターナルヨガⓇ」と名付けました。英語の「Maternal|マターナル」とは、「母の・母らしい」という意味を持ちます。あっという間に過ぎていく、妊娠・産後期。そのかけがえのない時間をヨガを通じて、心身ともに快適に過ごして欲しい。
そのために、産婦人科医として培った知識・見て触って蓄積した経験をベースに、ヨガにどう活かせるか?を考え抜かれて確立された「マターナルヨガⓇ」をヨガ指導者として、必要な方に届けるために学んでみませんか?
指導において、ヨガインストラクターの妊娠・出産の経験の有無は関係ない。
ヨガインストラクターで、「私は妊娠・出産の経験がないから、マタニティヨガの指導に踏み出すことができない。」という方も多いのではないでしょうか?
講師は、「マタニティヨガ・産後ヨガの指導において、自身の経験は関係ない。」と言います。それは、妊婦さん一人一人の状態、出産の状況は誰一人として同じ人はいないから。自分の経験は他の人には当てはまらないのです。
講師自身も出産の経験はありません。でも、マタニティ・産後ヨガメソッドを確立できたのはなぜでしょうか?それは妊娠期の女性のからだの変化・状態を数多く見てきて、熟知しているからです。知識を学び、臨場感を持って理解することは、時には体験よりも大きな財産となるのです。
本講座では、産婦人科医として20年弱で培った実際に見て体験したこと、そして、日々更新される新しい医学・スポーツ科学に基づく根拠。これらをベースに、妊娠初期・中期・後期にはどんなシークエンスがなぜ有効なのか?を一つ一つ解説していきます。
産後期に孤独を感じる女性は多い。サポートするためにヨガ指導者ができること。
産後の女性は、社会から切り離されたような孤独にも近い気持ちを感じる方も多いようです。
女性は5人に1人が一生のうちにうつ病になると言われています。特に産後期は、孤独感や責任感から、うつ病(いわゆる「産後うつ」)になる方の割合が高いと言われています。
この産後うつの対策に、自治体が動き出しているところもあります。
講師は、ヨガインストラクターが、この「産後うつ」に関してできることがあると確信しています。
産婦人科医として、多くの妊娠期の女性・産後期の女性と話すことから、見えてくる女性の悩みや不安な気持ち、置かれているいる状況。そして、ヨガ講師を務めることで、それらの女性と対峙するヨガインストラクターができること。その二つはっきりと見えています。講師から知識を学ぶことで、「(妊娠期・産後期の女性へのヨガ指導が)自分にもできる!」と確信を持つことができると思います。
産婦人科医・スポーツドクター・ヨガ講師の3つの顔を持つ講師。すべての活動における講師のコンセプトは「To Make All Women Better|すべての女性によりよい未来を」です。
ヨガインストラクターのみなさんも、妊娠期・産後期の女性をしっかりと支えられるようになってみませんか?
講座プログラム
①日本における妊娠・出産を取り巻く現状
②妊娠期のからだの変化
- 妊娠期におけるヨガの役割
- 妊娠期のヨガで注意すること
- 妊娠期におけるヨガの役割
運動習慣がなかった人のためのシークエンス
- 初期:不調(つわり)対策・不安緩和
- 中期:不定愁訴を減らす・筋力の維持
- 末期~分娩に向けて:関節可動域・体力維持・分娩のための呼吸法・イメージング
運動習慣があった人のためのシークエンス
- 血流や代謝の滞りを生まない
- 有酸素運動としてのヨガ
③産後期のからだの変化
産後期におけるヨガの役割
- 骨盤底筋
- バランス回復
- 筋力回復
講座概要
受講料 | 121,000円(税込) |
---|---|
参加対象 |
|
持ち物 |
|
テキストについて | オンライン講座では、開催前までにテキストを郵送させていただきます。 そのため、申し込み期限を設けさせてただいております。 |
割引のご案内 | 下記の講座を受講された方は、割引がありますので通信欄に受講された講座と受講した時期をご記載ください。
|
講師紹介
高尾美穂
TV・ラジオ・・メディアでも話題の産婦人科医から直接学ぶ
開講日 / お申し込み
注意事項
- 当日受付時に、クラス参加にあたって同意書へのご記入をお願いいたします。
- レポート作成のため、写真撮影をさせて頂きますが、予めご了承下さいますようお願い致します。
- 多くの方にご利用頂く関係上、ご希望される温度での調整が難しい場合がございます。各自、上着、ブランケットなど、保温できるものを必ずお持ちください。
- 録音・録画・撮影はご遠慮頂いておりますので、ご協力、お願いいたします。