ヨガの経典「ハタヨガプラディーピカ」をもとに、伝統的なヨガの瞑想を行う講座がついに開催!講師は、ヨガ哲学講座で人気を博している永井由香先生。ヨガ哲学講師ならではの視点で、経典ハタヨガプラディーピカを参照しながら、安全にかつ誰でも行える瞑想方法をお伝えしていきます。
講座の内容
ハタヨガの古典教典から学ぶ瞑想 ついに開催!
ヨガの経典「ハタヨガプラディーピカ」をもとに、伝統的なヨガの瞑想を行う講座がついに開催!講師は、ヨガ哲学講座で人気を博している永井由香先生。ヨガ哲学講師ならではの視点で、経典ハタヨガプラディーピカを参照しながら、安全にかつ誰でも行える瞑想方法をお伝えしていきます。
現代社会で生きている私たちは、日常生活の中で思考や感情に支配されてしまうことが多くあります。ヨガの瞑想は、このような支配を取り払い、本来の自分自身と繋がるための助けをしてくれるものです。
今回の講座では、伝統的なプラーナヤーマ(呼吸法)の実践により、自然と感覚が制御され自分の内側に目を向けていき、深い瞑想に入る為の方法を学び、日々の練習に活かして頂けるような講座となっています。
深い瞑想の入り方を伝統的なヨガから学ぶ
ヨガの経典「ハタヨガプラディーピカ」にはこのような一説があります。
「気が動くと心も動く。気が動かなければ心も動かなくなる。ヨーギーは不動心に達しなければならない。だから、気の動きを制止するべきである。」プラーナーヤーマのとても有名な言葉です。
ヨガでは、心も身体もどちらもプラーナ(生命エネルギー・気)の働きだと考えます。私たちの内側で、身体のプラーナが清浄になれば、同時に心のプラーナも整います。逆に、心のプラーナが乱れることで身体のプラーナも乱れてしまい、様々な不調や病気の原因となってしまいます。心をコントロールするのは難しいため、動かしやすい身体や呼吸を整えることで、心も一緒に整えるのがハタヨガのコンセプトです。
本講座で伝統的な方法を学び、呼吸と心を繋ぎ、より深い瞑想に入る体験をしてみませんか?
伝統的なヨガの瞑想を体験し、効果の高い練習法を学ぶ
今回の講座で実践する瞑想で、呼吸を整え『心の静けさ』を体感し、そして呼吸と心の繋がりを実感していただけるでしょう。また瞑想の目的と効果を知ることができ、今後1人でも安全にシンプルで続けやすく、効果の高い練習法を学ぶ事が出来ます。
本講座では、座学と実践の両方を行い、ヨガ哲学や古典経典を参照しながら理論を学びます。そして、実践パートでは、ヨガの瞑想に必要な準備から実際の瞑想までを誰でも行える方法で学んでいきます。
【実践パート】
・マントラ瞑想(オーム瞑想・Maha Mrityunjaya(マハームリティユンジャヤ)
・シャットカルマ(6つの浄化法)よりカパーラバーディ・アグニサラなど
・プラーナヤーマと瞑想のための身体の準備
・プラーナヤーマの実践
・瞑想の方法と実践
理論と実践、両面から古典的なヨガの瞑想を学んでみませんか?
永井由香先生からのメッセージ
古典ヨガでは、心と呼吸の関係について深く探求されてきました。 ヨガでは深い呼吸をしましょう、とすでに知っている人は多いと思いますが、自分で「深い呼吸」と意識してもなかなか上手くいかないことが多いです。 深い呼吸を行うためには、身体全体を使って自分の呼吸のキャパシティを高める必要があります。自分の身体と、エネルギーの流れに意識をしっかり向けて、呼吸の質を高めます。意識的な呼吸は簡単ではありませんが、呼吸の質が高まると、勝手に心が静まる感覚を経験することができます。
ヨガでは「気(エネルギー)が止まると心の動きも止まる」と言います。心の中から雑念が消えると、急に波紋のない大きな湖のような静けさが現れます。それが深い瞑想の入り口です。呼吸から瞑想に自然と入っていく感覚を経験していただきたいです。
講座プログラム
座学パートプログラム
・瞑想の目的、効果
・呼吸と心の関係について
・クリヤ(浄化法)の種類
・ヨガスートラのサンヤマ(ダーラナ、ディヤーナ、サマディ)
・瞑想の対象と集中の仕方について
実践パートプログラム
・マントラを使った瞑想の効果と実践
・シャットカルマ(6つの浄化法)より2つ(カパーラバーディ、アグニサラ)の実践方法
・呼吸と瞑想のための身体の準備
・心を静める呼吸法の実践
・瞑想の方法