産後の女性の体や心の状態を知り、セルフケアを学ぶワークショップが初開催!
講座の内容
高齢出産が多くなった現代社会。産後の体と心のケアが重要に
出産という女性の大きなライフイベントを終えた女性は、急激な体の変化(女性ホルモン エストロゲンの低下による内分泌環境の変化)に加え、慣れない子育てによって、大きな心の変化も起こります。
もちろん個人差はありますが「これまで通り」にはいかなくなる。というのが産後。
自分1人ではなく、育児が加わってきて、つい自分のことは後回しになってしまうという方も少なくありません。育児は、想像もできないような喜びと共に、大きな労力も伴います。特に現代の日本の出産年齢は、令和4年時点で30.9歳と30歳を上回り、35歳以上の高齢出産も増えています。
若ければ、産後の体の戻りも早いもの。
年齢を重ねるほど、産後のケアがとても重要なものとなります。
そこで今回は、短い時間で産後ヨガのエッセンスをお伝えできるように、サントーシマ香先生にお願いをし、90分で産後ヨガのセルフケアを中心にワークショップを開催します。
産後女性の体と心の変化。その体に合ったヨガとアーユルヴェーダケア
かけがえのない赤ちゃんとの毎日は、新しいことがたくさん。
妊娠自体も十人十色ですし、それは産後の暮らしぶりも同様です。
その前提の上で、アーユルヴェーダの視点では、女性の人生の中でもっともヴァータ(風のエネルギー)を乱しやすいのが産後期だと捉えています。
お腹の中にいた赤ちゃんが、胎盤と共に体外に排出され、妊娠期間中に豊富に出ていた女性ホルモンの値も急低下するなど心身がゆさぶられてスカスカになりがちな時期でもあり、また疲労感も高まりやすいためです。
産後の女性ならではの身体的な傾向を捉えたポーズを中心に、まずは神経系の乱れとも関連の深いヴァータを整えていきましょう。
新しいことに挑戦し続けている産後の女性に寄り添い、疲れや不具合を和らげるように、セラピー的なクラスを行います。
お子様とご参加下さい。リカバリー(回復)とリラクゼーション(癒し)の体験
このワークショップは、産後の方向けの内容であることを第一に、産後ヨガに興味のあるヨガ指導者の方もご参加いただけます。
産後にダメージを受けた骨盤底筋群や腹筋群を徐々に回復させていくようなリカバリー要素と、まとまった睡眠が取れない日々が続くことで自律神経のバランスを乱しがちな人へのリラクゼーションの要素。この2つをバランスよく取り入れたクラスは、産後のママにとっては心身のセルフケアに。産後ヨガのお教室をこれから始めたいという方は、この秋に予定されている指導者養成講座を受ける前の体験にもなることでしょう。
育児は長期に渡るビッグプロジェクト。
わからないことも多くありながらも、タフに人生を丸ごと愛する力を育むお手伝いをヨガでさせてくださいね。
今回のワークショップは、通常のワークショップより短い90分を設定しています。産後も自分を大切に労わる時間をご一緒しましょう。
開講日 / お申し込み
注意事項
- 当日受付時に、クラス参加にあたって同意書へのご記入をお願いいたします。
- レポート作成のため、写真撮影をさせて頂きますが、予めご了承下さいますようお願い致します。